親子継承は新規開業より難しい②

クリニック開業

株式会社Coreの中松尾です‼️

クリニックの開業について大切な情報をお伝えしますので、是非ご参考にして頂けると嬉しいです😆

今回のテーマ

~親子継承は新規開業より難しい②~

です✨

前回の続きです💁‍♀️

○ ご両親の生活費の負担しなければならない

継承する際の私が捉える1番の問題が

「ご両親の生活費の負担」

です‼️

継承時は

「親が築き上げてきた医院だからある程度仕方ない」

と割り切っていてもだんだんと重たくなり、後から親子関係に問題が生じやすくなります💦

継承される側が継承時点から一緒に働いていない場合や殆ど診療に干渉しないなら

「なんとなく月額で支払う」のではなく

通常の医院の売買と同様、買取り金額を設定することをお勧めしています💰

そして

継承する側がローンを組んでキャッシュで支払うか⁉️

親子間で話合って分割払いにするのか⁉️

を決定しましょう‼️

これは親子間のシコリを作らないようにする為と、裁量を継承者側に完全移転させる事が目的です✨

継承時にご両親に甘えることで、ご両親の収入の保証をし続けなくなる場合も稀にありますので、注意が必要です⚠️

(資金提供だけをしてくれる素晴らしいご両親✨も沢山いらっしゃいますので、全てが当てはまるわけではありません🙅‍♂️)

このように親子継承は自分が作った医院ではない為、継承される側とする側の考えが違えば違う程、苦労する事も多くなります💦

また、最近よくお聞きするご相談が

「ご両親の築き上げてきた安定収入を維持しながら自分のやりたい事をするのが難しい」

です💦

これもご両親の診療方針と自分の診療方針がかけ離れれば離れている程、よく起こります🧐

例えば、

来院順に診療する方針でレセプト枚数を確保できている医院を完全予約制にするとレセプト数が落ちるのではないか⁉️😰

という不安から予約制の医院にできなかったり💦

保険診療に時間を取られすぎて自由診療をする時間がない⏰

という事で保険診療だけをやり続ける事になったりします💦

このように診療方針がかけ離れた医院を継承する場合

最終的に

診療方針を変えない or 診療方針を変える

のどちらかになるのですが🤔
もし方針を変えるなら

「果たして継承した意味はあったのか⁉️」

「そもそももっと診療方針に沿った物件でやれば良かったのでは⁉️」

という結論にもなります😓

しかし、それでも親子の関係上、継承しなくてはいけない事も多いでしょう😅

もし方針が変わる可能性があるのなら継承すると決まる前に自分のやりたい事をご両親に伝えた上で

「方針を変えたとしても継承して欲しい」

というご両親側の意見を頂いてから継承する方が望ましいです🤔

それではまとめます📃

親子継承は

●経営上の裁量と継承する際の費用を明確にする事👀

●その後の経営上の変化に対して如何なる状況になろうとも継承される側は口出しをしない事🤐

継承される側とする側の考えや方針が違えば違う程、ギクシャクします💦

それでも継承するなら上記を明確にして上手くいかない事を想定した取り決めをしてから進めて下さい‼️💁‍♀️

以上となります☺️

いつも読んで頂き有難う御座います✨

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