床下の配管スペース

クリニック開業

株式会社Coreの中松尾です‼️

クリニックの開業について大切な情報をお伝えしますので、是非ご参考にして頂けると嬉しいです😆

今回のテーマ

~床下の配管スペース~

です✨

バリアフリーな医院にしたい方や、出来る限り段差を無くしたい方に参考になるお話です💁‍♀️

歯科医院に必要な設備として

給水
排水
エアー
バキューム

最低でも上記4つの配管が診療用ユニットに必要となり、これらを床下に収納する必要があります‼️

この為には、床上げ高さを最低20cm以上確保する必要があります🤔

何故20cm必要になるのでしょうか⁉️

⭕️排水管が管径が1番大きい

給水管   2cm
排水管   7.5cm〜10cm
エアー   2cm
バキューム 5cm

このように見ると排水管が大きいのがわかります👀

床下20cmの内、床の厚みだけで約5cm程度
使用されるので実際利用できる空間は15cm程度となります🧐

10cmの排水管を収納すると残りの空間は5cmとなります‼️

排水管は自然勾配をつけ、重力の力で水が流します💧

この際、勾配1/100以上を取っておかないと、排水の詰まりの原因となります💦

⚠️ではここで問題です⚠️

管径10cmの排水管を1/100勾配で15cmの空間内に収める場合、何mまで勾配を守って配管を伸ばす事ができますか⁉️






答え💡

空間15cm−管径10cmで
勾配として利用できる空間は5cmとなります💁‍♀️

5cm÷1/100=5m

答えは5mとなります‼️

トイレは詰まりやすい為、10cmの管径を出来る限り小さく絞らず、トイレの末端配管まで伸ばす事が多いです🤔

このよう考えると🧐
20cmの段差にするなら、1次側の排水立ち上がり位置からトイレまでの距離は5m前後しか動かせないという事になります🙄

では、1次側の排水立ち上がり位置からトイレまでの距離が10mになった場合はどうなるでしょうか⁉️

段差を+5センチ程度高くするしか方法はありません💦
もし無理矢理勾配を取らず収めてしまった場合、配管が詰まりやすくなり😭とても面倒です😓

排水勾配はとても需要ですが、医院のレイアウトを優先して後回しににされてしまい💦
結果的に排水のトラブルなる医院をたまに見かけます😰

給水、エアー、バキュームは管径が小さいのと圧力を利用するのであまり気にする必要はありませんが、排水勾配だけは注意してレイアウトをして下さい‼️

⭕️レイアウトする際の注意

床下配管スペース200以下で収める場合は

⚠️1次側の排水位置から5m以内に患者様用のトイレとスタッフ用のトイレを配置する⚠️

1次側の排水位置とは⁉️

店舗区画内で使用した排水を流す排水位置の事です‼️
(詳しくは投稿写真をご覧ください💁‍♂️)

また、バリアフリーにしたい場合は店舗区画が外と比べて20cm下がっている物件を選ぶのも良いと思います☺️
(医療ビルの場合は床下配管が多い為、予め床を下げてくれている場合もあります)

以上となります💁‍♀️

少し難しいお話ですが、理解をされていると役に立つので是非覚えておいて下さい‼️

いつも読んで頂き、有難うございます😄

関連記事

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


カテゴリー